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ノート: 画像は開発中のものを使用しています。詳細な意匠、数値、文書が違っている場合が有ります。
Windows Xp 向けに作られた PC の一部は USB メモリから起動できません。 特に USB 1.1 (Full Speed) ポートを備え始めた頃の PC が該当します。 このような PC でも DVD や CD に格納した OSから起動できることが多いはずです。
DVD や CD の様な光学メディアから起動し、続けて USB ポートに接続した USB メモリに格納した OS イメージを読み込むことができます。 PCI 拡張カードで後付けした USB ポートもこの方式で使うことができます。
古い PC を起動できるディストリビューションとして Lubuntu 12.04 desktop 32bit を 推奨します。512Mibyte 程度の主記憶、CD-R に格納できるサイズ、古いビデオカード あるいはチップセット内蔵のビデオ機能に対応しています。
起動用 USB メモリと併用すると次の様な利点があります。
注意が必要な点は次の様になります。
各 Lubuntu (Ubuntu) バージョン が起動用 USB メモリと併用できるかどうかは次の表の様になります。
Lubuntu (Ubuntu) バージョン | 起動用 USB メモリ併用 | 手順へのリンク |
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10.04 | 不可 (*1) | Ubuntu 10.04, 10.10 向け CD-R 起動手順 |
10.10 | 不可 (*1) | Ubuntu 10.04, 10.10 向け CD-R 起動手順 |
12.04 | 可能 | このページに続く手順 |
14.04 | 可能 | このページに続く手順 |
16.04 | 可能 | このページに続く手順 |
注記: (*1) Lubuntu(Ubuntu) 本来の機能は起動用 USB メモリを併用できます。 scankeylx を使う場合において起動用 USB メモリを併用できません。
起動できない。使用可能な USB メモリが少ない、などの場合次の表の様に手順を進めて下さい。
USB メモリ内容 | 最低 USB メモリ容量 | 手順へのリンク |
---|---|---|
scankeylx のみ格納 | 256Mbyte | Ubuntu 10.04, 10.10 向け CD-R 起動手順 |
Lubuntu (Ubuntu) 起動 + scankeylx | 2Gbyte | このページに続く手順 |
次の表に必要なものを挙げます。
品物 | 説明 |
---|---|
DVD-R (CD-R) | 起動用 Lubuntu(Ubuntu) を書き込む媒体です。PC で使用可能であれば DVD-R をお勧めします。 ノート: 検索をしようとする PC のドライブが DVD に対応していないか、 DVD に対応していても起動できない場合は、Lubuntu 10.04, 12.04(推奨) または Ubuntu 10.04, 10.10 を CD-R に書き込んで試してください。 注意: 消去可能な DVD-RW, CD-RW も使用できます。ただし、書き込み速度が遅く、 規格上は対応していても読み取りできないドライブが有ります。 問題が発生する可能性が高くなるのでお勧めできません。 消去可能な媒体に必要な消去手順は省いています。 |
USB メモリ | 2GByte ~ 32GByte の FAT または FAT32 でフォーマットした USB メモリを用意してください。 32GiByte を超える USB メモリを使用する場合は特殊なソフトを使い FAT32 でフォーマットして使ってください。 FAT32 でフォーマットする方法は割愛します。 |
注意: この手順の通り進めると用意した USB メモリまたはメディアに保存されたファイルは全て消去されます。
ノート: 容量節約のため画像は開発途中で Ubuntu 向けの手順で使ったものを使用しています。 詳細な意匠、数値、文書が違っている場合が有ります。
Lbuntu の web サイト にアクセスして Lubuntu 12.04 をダウンロードします
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Universal USB Installer サイトにアクセスしてダウンロードします
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Universal USB Installer を起動して Lubuntu を USB メモリにインストールします
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scankeylx をダウンロードして USB メモリのルート・フォルダに展開します
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DVD-R または CD-R に Lubuntu を書き込みます。 Windows 7 以降 Windows に光学メディアを書き込む機能が備わっています。 ここでは Windows 10 を例にして Windows 7 以降で共通する方法で DVD-R または CD-R に Lubuntu を書き込む手順を進めます。 Windows Vista までは ISO イメージ書き込み(ライティング)ツールを使用して DVD-R または CD-R に ISO イメージを書き込んで下さい。 ライティングソフトの使用方法はそれぞれのソフトの説明を参照してください。
ノート: デスクトップ画面に移り、
エクスプローラを開いてドライブやファイルを探して表示する様な基本的な操作は省略して説明します。 |
DWU2-1. |
Lubuntu を DVD-R または CD-R に書き込む
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これまでの手順で作成した。USB メモリと DVD-R または CD-R を使って Lubuntu を起動します。
DWU3-1. |
プロダクトキーを検索しようとする PC で Lubuntu を DVD-R または CD-R から起動します
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DWU3-2. |
Lubuntu をインストールしないで「試用」で起動します
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DWU3-3. |
端末ウインドウを開き、そこから startscankey を起動します
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