チュートリアル環境を構築する †
好きにいじれる Linux Kernel を用意する †
仮想環境を使い Linux Kernel 内で動作するプログラムを作っていきます。ユーザー・ランドで動作するプログラムとの違い。Linux Kernel の様子を探っていきます。仮想マシンは次の用件をおおよそ満たせば何を使っても良いです。ここでは Linux, Windows で動作する VirtualBox を使用します。
- ディストリビューション: Ubuntu 14.04.x、Ubuntu 14.04 で使用しているより新しい Kernel を組み込んで使います。
- 32bit(x86) または 64bit(x64) で動作する。Linux 上の VirtualBox で動作させる場合は、ホストと同じであることが望ましい。
- CPU数: 2 個またはそれ以上。(可能であれば)
- RAM 容量: 1Gbyte またはそれ以上、遅いのですがセルフコンパイルを行いなるべく面倒が無いようにします。
- ディスク容量: 200Gbyte またはそれ以上、可変容量の仮想ドライブで良いです。
- ネットワーク接続: 可、Linux Kernel の git レポジトリを clone します。なるべくなら bridge が良いのですが、コッソリするために NAT で構成しても良いです。
仮想マシンを用意する †
構成要素 | 設定 | 説明 |
仮想マシンOS (Type) | Linux | この OS のデバイス・ドライバ開発の話ですので。 |
仮想マシンディストリビューション (Version) | Ubuntu ホストと同じ CPU 語長 | Ubuntuを使用します。Release を指定できる場合は 14.04 を指定してください。仮想マシンの CPU 語長はホスト環境と同じにする事を推奨します。ホストマシンと合わせる目的は、コンパイル速度が遅い場合、ホストマシンで補助しやすくするためです。 |
仮想マシンメモリ容量 (Base Memory) | 1024Mibyte 以上 | 遅いですが、セルフコンパイルを実施するためです。できれば 2048Mibyte 以上にしてください。 |
ソースを取ってくる †
コンパイルができる様に準備する †
make menuconfig なにも変更せず †
構築 †
起動するように組み込む †
起動したことを確認する †