名前

whttpcl - Win Command-Line HTTP Client

コマンドラインの書式

whttpcl [-0] [-q] [-lu] [-fm {GET|POST|PUT}] [-ff FileToPostOrPut] [-fs StringToPostOrPut] [-u URL] [-r Referer] [-p ProxyHost] [-c ProxyPortNumber] [-h HeaderToSave] [-b BodyToSave] [-xu Username] [-xp Password] [-a Retrys] [-i Interval] [-t TimeOut]

概要

コマンドラインから起動して WEB サーバーからコンテンツを取得するツールです。 URL で指定したリソース(ファイル)をダウンロードして標準出力に表示あるいは ファイル保存します。

オプションの説明

-0[+|-]
-0[+] 初期値を INI ファイルから読み込まずに起動し、保存もしません。 -0- 初期値を INI ファイルから読み込み、保存もします。
-q
コマンドラインインターフェースを使用し GUI は開きません。 このオプションを指定すると同時に -0 が指定され、初期値を INI ファイルから 読み込まなく(保存もされなく)なります。INI ファイルから初期値を読み込む (保存する)場合は -q -0- と指定してください。
-lu
エラーメッセージは UNIX 改行スタイルにします。
-fm {GET|PUT|POST}
要求の種類を指定します.
-ff FileToPostOrPut
-fs StringToPostOrPut
POST または PUT で送信するデータを指定します。 -ff で FileToPostOrPut で指定したファイルから送信し、 -fs で StringToPostOrPut で指定した文字列を送信します。 -ff -fs のどちらか 1 つだけ指定します。
省略可能、省略は "..." を指定します。
-u URL
ダウンロードする URL を指定します.
URL に - を指定すると stdin から読み込みをします。
-r Referer
URL を参照しているページを指定します。
省略可能、省略は "..." を指定します。
-xu Username
パスワード付きページに対してユーザー名を指定します。
省略可能です。
-xp Password
パスワード付きページに対してパスワードを指定します。
省略可能です。
-p ProxyServer
Proxy(代理) サーバーを指定します。
空の文字列で直接接続になります。"..." は空文字列として扱います。
-c ProxyPort
Proxy サーバーのポート番号を指定します。
ProxyServer を指定している場合は一緒に設定してください。
-h HeaderToSave
サーバーが返したヘッダを保存するファイルを指定します。
空の文字列を指定すると stderr に出力します。"..." は空文字列として扱います。
-b BodyToSave
サーバーが返した本文を保存するファイルを指定します。
空の文字列を指定すると stdout に出力します。"..." は空文字列として扱います。
-a Retrys
失敗した場合再試行回数を指定します。
0 または空文字列 "..." ならば再試行はしません。上限 99 です。
-i Interval
再試行をする時間間隔を指定します(秒)。
再試行回数が 1 以上の場合意味があります。上限 999 です。
-t TimeOut
接続開始から接続を諦める間での時間を指定します(秒)。
再試行回数が 1 以上の場合は 1 以上の値を指定して下さい。上限 9999 です。
-?
このヘルプを表示します。

終了コードの説明

0 成功しました。
1 コマンドライン引き数または、GUI で設定した内容が不備なため失敗しました。
2 ファイルアクセスに問題が発生しました。
3 接続に失敗しました。
4 接続はできましたが、サーバーにコンテンツが無いかアクセス拒否されました。
5 プログラムを続行できない問題が発生しました。

関連ファイル

whttpcl.ini コマンドラインを記憶するファイルです。
readme.htm 追加情報です。
whttpcl.htm このファイルを生成できないときに表示します。
whttpcla.htm このヘルプファイルです。

Copyright

Win Command-Line HTTP Client ver 2.1 copyright (C) [2000/9],[2003/8] by A.Furuta.
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