次は部品表です。日米、千石、秋月、鈴商あたりを巡れば手に入る材料です。配線材料、絶縁テープ(カプトンテープを使っています)、接着剤などは含んでいません。
部品 |
個数
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部品番号 |
ノート |
OSPW5111A-Z3 |
4 |
Dled1 - Dled4 |
秋月で 10 個まとめ買いしたものです。選別します。
樹脂に気泡が入っているものがあります。他の白色 LED でも構いません。
If に合わせて回路定数を変更する必要が有ります。 |
LMC555 |
1 |
U1 |
バイポーラ型の NE555 は使えません。発振周波数を高く、出力の振幅を大きくする必要があるためです。 |
2SK2796(S) |
1 |
M1 |
秋月のスポット販売で入手したものです。千石で売っている 2SK2231 で代用可能です。
異形状でも良ければ 2SK1772(秋月), 2SK2961(千石) が使えるかもしれません。
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11EQS06 |
1 |
D1 |
千石で入手したものです。秋月の 1S3, 1S4 で代用可能です。
VRRM=30V, IF=1A 有れば十分です。
一般整流ダイオード(例えば 1N4001 など)は使えません。 |
1S2076A |
1 |
D2 |
スイッチングダイオードならば種類を問わず代用できます。例えば 1SS133, 1N4148 が使えます。 |
フェライト・ビーズ |
1 |
L2 |
特に品種はこだわりません。似たような形のもので構いません。無い場合は R3 33Ωを FET のゲートに接近させて下さい。 |
1.5KΩ |
1 |
R2 |
LED に流す電流を決定します。次の表はシミュレーションで R2 の値と LED に流れる電流を見積もったものです。
LED の If で示された定格に収まるよう調整する目安にしてください。
R2(Ω) |
LED 電流(A) |
1.5K |
10m |
1.6K |
13m |
1.8K |
21m |
2.0K |
24m |
2.2K |
27m |
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ノート: | 電池電圧 6.0V、内部抵抗(4個で)1.0Ωという条件で計算してあります。
オキシライド電池の様に初期電圧が 1.5V を超える電池を使う場合は電流を少なめにして余裕をもたせて下さい。 |
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4.7KΩ |
1 |
R4 |
この定数の物を使ってください。 |
33Ω |
1 |
R3 |
33Ωから22Ωの範囲で代用可能です。 |
47uH |
1 |
L1 |
直流重畳許容電流が 200mA 以上の部品を使ってください(4mm 角, 高さ 2mm 以上ある表面実装部品なら大抵クリアしているはずです)。47uH
の定数を変更る場合は C4 の定数も変更する必要があります。 {L1, C4} = {33uH, 330pF}, {47uH, 470pF}, {68uH, 680pF},
{100uH, 1000pF} の様に比例するように変更してください。ノイズの放射を小さくしたい場合は、閉磁路型を使ってください。
注意: アキシャル・リード・タイプ(挿入実装型の抵抗器と同様の形状)の小型コイルは小信号用に作られている場合が多いです。
直流抵抗が大きく、許容電流が小さいため不向きです。
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470pF |
1 |
C4 |
種類は問いません。普通のセラミック型が使えます。 定数を変更する場合は、すぐ上の L1 47uH のノートを参考にして下さい。 |
1.5uF |
1 |
C1 |
0.47uF から 2.2uF 程度の範囲で定数を変更できます。
耐圧 16V 以上のセラミック型コンデンサを使用して下さい(チップコンデンサまたはこれにリードを付けたものになります)。
電解コンデンサを使う場合は低 ESR 品を使ってください。 ただし、低 ESR 品でも効率は落ちます。 |
10uF |
1 |
C2 |
1uF から 10uF 程度の範囲で定数を変更できます。
耐圧 10V 以上のセラミック型コンデンサを使用して下さい(チップコンデンサまたはこれにリードを付けたものになります)。
電解コンデンサを使う場合は低 ESR 品を使ってください。 ただし、低 ESR 品でも効率は落ちます。 |
基板 |
30mm x 30mm 以上 |
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30mm x 30mm の大きさ、または、この大きさに切り出せる両面スルーホール・ユニバーサル基板を使います。 |